居てほしくないけど、居てくれると助かる。
- 西尾赳範
- 2017年5月16日
- 読了時間: 2分
最近、よくニュースで耳にする「アニサキス食中毒」。
魚介類に寄生している寄生虫です。
(気持ち悪いので画像は載せません)
特にサバやイカに要注意です。
新鮮なうちは内臓に寄生しています。
しかし、日にちが経つと、
内臓が腐っていくため、
居心地が悪くなり、
筋肉へと移動していきます。
この時にお寿司とかで食べてしまうと、
アニサキスに当たってしまうのです。
大きさは1〜2cmなので、
目視できます。
食べる前に、
しっかり見ておきましょう。

激痛を伴い、身悶えるとのこと。
幸い、私は当たっていないので、
その激痛具合は分かりかねるのですが…
3〜4日で治るとのこと。
どうやら排泄されるようです。
もっと最短で痛みを取り除くには、
内視鏡で胃まで入れて、
鉗子で摘まみ取るしかなさそうです。
胃に穴を開けても実はそれに対しては痛くないのです。
痛みを感じる神経がないから。
じゃあなぜ激痛が走るのか?
アニサキスに対して、
「アレルギー反応」を起こしているんですね。
アレルギー反応によって激痛が起こります。
アニサキス食中毒を予防するためには?
厚生労働省によると、
・60℃で1分、70℃で瞬時に死滅
・冷凍は-20℃を24時間以上で感染性が失われる
・新鮮な魚を選び、速やかに内臓を除去する
・魚の内臓を生で食べない
・目視で確認し、除去する
とのことです。
ところで、、、
アニサキスと同じ線虫である
「C.エレガンス」
この線虫は、
ガンの方の尿に寄っていく性質があるようで。
ガンであるかどうか、
様々な検査がある中、
この線虫が最も当てる確率が高く、
95%を超えるとのこと。
嗅覚の鋭い犬もガンの臭いを当てることもありますよね。
それと同じような感じです。
気持ち悪いからいなくなればいいのに!
と思ってしまいがちですが、
良い仕事をするのです。
居てほしくないんだけど...
背に腹は変えられない
とはこのようなことを指すのでしょうか…
今後、ガンはガンでも、
どこのガンなのかまで検査できるようにするとのこと。
医療では正確に診断ができることが求められますから。
すごいなー...
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