サンダルにインソールを作って歩かせたらこんな違いが出た。
- 西尾赳範
- 2017年12月2日
- 読了時間: 3分
まずは説明の前に動画をどうぞ!
<Before>サンダルオリジナルの歩容
<After>サンダルにカスタムインソール作製した歩容
いかがでしょうか?
音までしっかり録れていないかもしれませんが、実際は音にも違いが出ています。履いた瞬間、オリジナルでも『ピッタリ〜!』と驚かれておりましたが、インソールを作って、足裏の感触が全然違うことにさらに驚かれておりました。
その足を使って型を採ってますからね(笑)足に合って当然です。しかしそれだけでは歩行サポートという面では不十分です。靴の中での”足の収まり方”を考えて、<調整>をしなければなりません。
足の形により、歩き方が変わるからです!
FIT salonではインソールを作製しております。2パターン用意しております。
・カスタムインソール
・オーダーメイドインソール
カスタムインソールとは?
お客様のお足を陽性モデル(いわゆる木型)として、インソールの型を採ります。それにより木型を作製する手間が省けます。
これには当然メリットとデメリットがございます。
<メリット>
・短時間でできる
<デメリット>
・調整が不十分になりやすい
・型を採る機械が砂よりも柔らかくバランスが崩れやすい
・バランスを保つことができない方にはご利用できない
・使われる材料がだいたい決まっているため調整に限界がある
最大のメリットは早くできることです。ただし、型を採る機械の関係上、柔らかいところに立ち、不安定な状態になります。バランスを保つことができない方はご利用できません。
さらに調整にも限界があります。特に扁平足の方やその他チェックをした際に「残念ながらお勧めできない...」という方には、オーダーメイドインソールをお勧めしております。
オーダーメイドインソールとは?
お客様のお足をお借りして、まず型を採ります(採型)。型を採ったら、陽性モデル(いわゆる木型)の形を作っていきます。その陽性モデルを調整して、材料を一枚ずつ積み上げていきます。
最終的には形や厚みは足の形と靴の形に合わせていきます。そうやってできたインソールはカスタムインソールより長持ちします(それでも半年に一度のメンテナンスはお願いしております)。
<メリット>
・調整は陽性モデル作製時にできる
・材料も全てその足やどのような使い方をするか環境に合わせられる
<デメリット>
・時間が数日要する
・価格が高くなる
完全オーダーメイドになりますので、素材の特性を活かした調整ができます。陽性モデルで”靴の中での収まり方”を調整できます。これがカスタムインソールとオーダーメイドインソールの最大の違いと言えるでしょう。
作製するのに数日いただくことになります。材料の関係上、お取り寄せをする場合は届くまで進められません。その期間を考慮していただきますと幸いです。
どちらも、どの靴に入れるか?が分からないとインソールを作製することができません。厚みと形、材料などが決められないためです。
インソールは靴と足の間に入るものですので、どの靴に入れるか?はとても重要な要素です。初めてでしたら、お勧めは日常的に履く靴に入れてみることからスタートするといいでしょう。
ご相談はいつでも受け付けておりますのでお気軽にどうぞ^^)/
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『足から歩行をトータルサポート』
西尾
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