足と心臓。
- 西尾赳範
- 2017年6月3日
- 読了時間: 2分
日本心臓財団から、
面白い記事がありました。

日本心臓財団ということで、
心臓についての情報が詰まっています。
そこで気になった記事がありましたので、
共有したいと思います。
心臓の治療をする人には、
独歩(DOPPO:独立歩行のこと)が
できなくなっていくことがあります。
苦しくて歩けないというのもあれば、
恐怖心で歩かなくなるということもあります。
心臓を治療してる方のリハビリのゴールは、
自力で歩けるようにすること。
それが「独歩」です。
『アシは第二の心臓だから』
と言い切っています。
心臓と足の機能は
密接に関係しているのです。
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・片側2車線道路の横断歩道が青信号のうちに渡れなくなる
→これは街でのお買い物ができなくなったということです。
・食事を取りに行って食器を返すことができなくなる
→人間の尊厳に関わる非常に大切な問題に抵触するようになったということです。
・トイレにちゃんと行って細かい動作をして戻って来れるかどうか。
これらができなくなると独立歩行が危ういと考えます。
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これらは独歩の目安です。
普通に生活している方にとっては、
「自分はそうならない」と思いがちです。
老後も問題なく独歩ができるようにするためには、
足が強く、正常に機能するためには、
一体どうすればいいのでしょうか?
歩ける今のうちに、
履物を注意して、
適度に運動をして、
いたわることだと
私は考えています。
今問題なく歩ける方は、
履物に注意して、
日常生活を送るだけでも、
老後は健康である可能性が高いのです。
ご長寿の方の特徴はなんなのか?
という調査結果があります。
100歳を超えた方は足の肉付きがよく、
独歩ができているということです。
筋力もしっかりあり、
土踏まずもしっかり形成されているのです。
独歩ができているかどうかで、
健康寿命が伸びているのです。
同じ寿命でも、
独歩ができ、自由に動けている方がいいか、
寝たきりで無理やり寿命を伸ばされている方がいいか、
どちらがいいでしょうか?
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