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足で困る人の特徴


歩行困難

杖をついたり、押し車(?)などを使いながら、他にもビッコをひきながら歩いてる方を見ていると、歩くのが大変そうだな〜と思います。歩くのが大変になることで、日常生活でストレスを感じているのであれば、何ともやるせなくなってしまうのです。

70歳超の方は特に我慢強い方が多く、ギリギリまで人の手を借りないんですよね。元気な方もご病気の方も精神的にはとても強い方ばかりで頭が上がりません…我慢していいこともあれば、良くないこともあります。

仕事など頑張ってやっていると挫けそうな時があるかと思いますが、そういうときは我慢して堪えて、ツライ時を乗り越える!というときは我慢強さというのは重要だと思います。しかし、痛みは一過性であればいいのですが、1週間以上続くような痛みは基本的によくないことの方が多いので、早めに対策をした方がいいでしょう。

痛いところをカバーする「代償動作」とは?

痛みは異常を知らせる信号です。痛いとか違和感がある、というのは、傷めていることやスムースに動けていないことを教えてくれているのです。それは人体のどの部位でも同じことが言えます。動物は痛いところを自然とかばうようにできています。

かばって他のところでカバーすることを「代償動作」と言います。杖や押し車(?)もその一つです。痛いところへの負担を減らすことができます。しかしその状態が長期間続くと、今度はそれが「当たり前」の状態になってしまうため、かばったところはどんどん弱っていくことでしょう。

今度は代償を受けたところが負担のキャパを超えてしまったら、また次の代償動作へと移行します。これがどんどん悪化していく過程です。

このような方がいらっしゃいました。80歳超の熟女の方は両膝とも激しいO脚で杖をついて歩いています。しかしその方は膝はもちろんのこと、杖をついてる側の手首や肩も痛い!とおっしゃっていました。膝をかばって杖をついたけど、手の負担のキャパが超えてしまった事例です。

足でお困りの方は二つの特徴がある

さて、そんな足でお困りの方は大まかに二つの特徴があります。

・整形外科的

・内科的

整形外科的とは、簡単に言うと、

・怪我をしてしまった(事故など)

・年々、変形していく(筋力の低下)

・左右でサイズや動きが違う(先天性)

・腰からの神経痛(他部位からの影響)

・足に合った靴を履いていないことで痛む

といったこと。

図1 凹足(先天的である場合が多い)

内科的とは、

・血流の問題

・食事、栄養の問題

・その他病気によるもの

といったところでしょうか。ざっくりですが。

シャルコーフット

図2 糖尿病からのシャルコーフット

最近のブログでは糖尿病関連で、糖についてまとめていることが多いので、その影響により増えております。内科的な疾患、例えば糖尿病になると、血流障害から全身に影響を与えるので、深刻な問題になりやすいのです。世界に比べたらまだまだ少ないとはいえ、日本では年々増えてきているのが現状です。

整形外科的な状態から内科的な問題に発展することもあれば、内科的な疾患から足の変形などの整形外科的な問題に発展することもあります。「足の整形外科的問題による歩行困難→内科的疾患を発症」も「内科的疾患により歩行困難」→「足の変形などの問題」どちらもあります。

内科的な問題で歩くのが困難になってしまった場合、靴やインソールなどで歩きをサポートし、内科的な疾患は治療をして、回復を目指します。足からできることは、日常生活をサポートすることです。

それとは反対の整形外科的な問題により、運動量が減ってしまい、だんだん内科的な疾患を発症するというのは、運動量を確保することで予防できる可能性があります(食習慣や生活習慣の改善も必要ですが)。代償動作により、他に負担をかけて痛める前に、早いうちに回復させ、代償動作を減らすようにしなければなりません。

足が痛いということで、我慢せず、足に合わせた「靴+インソール」や動きをスムースにするように「コンディショニング」をしていくべきでしょう。変形や事故などによる怪我の場合は、サポーター(靴やインソールも含む)などをうまく活用しながら、全身をフルに活用できるようにリハビリをしていきます。

短期間で回復するメリット

研ナオコさんは骨折して全治3ヶ月の怪我を負ったにもかかわらず、壮絶なリハビリを乗り越えて1ヶ月で回復させました。短期間で回復させるメリットは、何と言っても「代償動作が癖にならない」ということです

痛い状態が続く、代償動作が続くと、それが当たり前の状態になってしまうことです。いわゆる「癖になってしまう」「習慣になってしまう」のです。「癖」や「習慣」は良くも悪くも「メンタル」によって、その状態をキープさせてしまいます。「メンタルブロック」というものですね。

このメンタルブロックを取り除かない限り、改善が難しくなります。難しくなる理由の一つとして、先に進まないことです。どこかで拒否るんですよね。そこで小さな目標を立てて少しずつですが、「できる」「良くなっている」というのを実感させながら、メンタルブロックを外していきます。

現状が「いつものことだから」と疑問に思わず過ごしている?

誰もが不安や恐れを無意識のうちに抱いてしまいます。ごく自然なことです。一人だと特にその状態になりやすいですね。その時は、その道のプロのところに行って、二人三脚でやっていくといいでしょう。どんなに強い選手でも必ずメンターやコーチの存在があります。停滞している場合は、一人でいないようにしましょう。

図4 心と体は繋がっている

早く改善する人と改善しない人の差は、この「メンタルブロック」を取り除けるか取り除けないかというところも大きく関わってきています。「病は気から」とは良く言ったものです。心の中で想い描いたことが実現します。

そして「健全なる魂は健全なる肉体に宿る」とも言います。正しい判断ができるようにするには、まずは健康な体を手に入れることです。人は今までできなかったことができるようになると喜びます。少しでも改善しているのが実感できても喜びます。そしたら自分からどんどん行動を起こすようになりますよね。

見えている現実的なものですので、ビジョンとも言いますが、どういう状態になりたいのか?という目標を設定して、それに向けて行動をしていきましょう。なかなか目標まで達成できないと思った時、メンタルブロックはありませんか?どこかでなかなか行動に起こせない自分がいるかもしれません。

今ではいろんな専門家がいらっしゃいます

まず、基礎体力を上げること。それが私たちトレーナーのしていることです。医師は原因を見つけ、対処法を見つける。そして医師の周りにいる医療人は治療のサポートをしていきます。くじけそうになった時のメンタルを支える人でもあります。

同じような境遇の人たちをたくさんサポートしてきました。もし困っているようでしたら、頼れる人を近くから探してみてはいかがでしょうか?場所によってはご紹介できるかもしれません。その時はご連絡いただけましたら、お応え致します。

http://www.footsystem.net/contact

(フットシステムコンタクトフォーム)

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