top of page
最新記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
特集記事

【Foot philosophy】足裏の痛みはどこから?part2

足の解剖

ここでは足の解剖について書いていきますね。そのことを知るにはまずは構造を知れ!ということで、足の解剖です。実際にアメリカで人体解剖の実習をした時は、真っ先に足を解剖しました。解剖学の本とは違う本物の世界を見ることが目的だったからです。脱線しました。話を戻しますね。

前回のおさらいをする↓

<part1>

▶︎足の骨は片足何個??

足の骨は片足何個でしょうか?・・・種子骨というものも入れると28個です。両足で56個。これだけ見ると「ふーん」って感じでしょうけど、ちなみに全身で骨はいくつあるでしょうか?・・・骨の数は正直「過剰骨」とかありますから、個人差あります。約208個です。ざっくり計算してみてください。両足だけで全身の約4分の1を占めていますね。

骨が多いということは、それだけ関節が多いということです。関節が多いとどうなるか?動きが出ますね。動きが出るということは?さまざまな路面状況に適応できるということです。前回、足は『サスペンション』の機能を持っているとお話ししました。路面状況が変わっても、車体(上半身)が常に快適にいられるように、サスペンション(下肢)は酷使するわけです。

足は前足部、中足部、後足部、と3つのパーツに分けて考えます。働きが違うのです。そして協力しているのです。そうやって高性能なサスペンションができているのです。

通常、解剖学とかお話しする時、足首(足関節)やカカト(踵骨)である後足部からします。しかし私は前足部からお話しさせていただきます!足関節や踵骨の動きをコントロールしようと考えたら、足趾(足のゆび)が機能しないといけないからです。

▶︎全身の要 → 足趾(足のゆび)

足趾(そくし)は足のゆびのことです。足趾だけで骨が片足14個あります。はい、ざっくり計算しましょう。片足全体で28個ですから、足趾だけで足の半分の骨があるわけです。手の指もそうですが、触っているものの感触が固いとか柔らかい、熱いとか冷たい、というのを感じると思います。とても敏感ですよね。

足趾も同じです。感触を司るセンサーがありますから。これでどこに体重が乗っているかがわかるのです。これにより体重移動がスムースに行われます。微妙な力加減ができるのも特徴です。それも足趾1本につき3個の骨があるためです。しかし拇趾(親ゆび)だけ骨は2個です。

▶︎拇趾だけ仲間はずれなのは、なぜでしょうか?

拇趾は歩行を見てもわかるのですが、最後に力強く蹴るところです。もし拇趾の骨が3個あると、関節が多くなるので、力がうまく伝わらず、大きく歩幅が取れなくなります。骨が3個あったら筋力も余計に入れないと安定しません。そうするとすぐに疲労が溜まりますから、長時間の歩行は難しくなります。

骨の固さを利用した構造ですね。少ない筋力でもしっかり地面に力を伝えることができるのです。あとの4本は骨が3個ずつあります。3個あることで力強さというより、微妙な動きで姿勢をコントロールしているのです。足趾だけでも役割が違いますね。

とりあえず骨と構造を先にお話ししますね。

P.S.

足裏の痛みは自分で改善できる!〜足のゆび編〜

足の裏が痛いことでストレスを溜めてませんか?

・もっとスタスタ歩きたい

・旅行で置いてけぼりになりたくない

・朝から憂鬱になりたくない

少しでもそのようなことを思っているようでしたら、

もしかしたらこちらが良い解決策になるかもしれません。↓

ソーシャルメディア
まだタグはありません。
タグから検索
アーカイブ
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page