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【運動学用語】足首の動きについて

ここでは足首の動きについての用語をまとめています。

底背屈

底背屈

(図1 底背屈)

足を外側から見るとわかりやすいですね。

足首が90度の状態からつま先を下ろした動きを『底屈(plantar flexion)』と言います。

足首が90度の状態からつま先を上げた動きを『背屈(dorsiflexion)』と言います。

矢状面の動きです。

面についてはこちらへ↓

https://www.footsystem.net/single-post/2016/11/16/kinematics-basic

可動域は個人差があるので、何とも言えないのが現状ですが、

参考として,,,

・底屈 → 45度

・背屈 → 20度

内外反

内外反

(図2 内外反)

後ろから見て、下腿と踵骨(カカト)の位置関係を見ています。

カカトが内側に行くと、捻挫する形になります。

足首のところで、『内側が反っている』状態を『内反(inversion)』と言います。

反対に、カカトが外側に行くと、土踏まずが落ち込んできます。

足首のところで、『外側が反っている』状態を『外反(eversion)』と言います。

前額面の動きです。膝と同じですね。

両膝とも内反膝だとO脚と言い、

両膝とも外反膝だとX脚と言います。

可動域は参考として,,,

・内反 → 20度

・外反 → 10度

内外転

内外転

(図3 内外転)

こちらは前から見るとわかりやすいですね。

地面に接地した状態でつま先が内側に入る動きを『内転(adduction)』と言います。

地面に接地した状態でつま先が外側に向く動きを『外転(abduction)』と言います。

水平面の動きです。

足首での動きはほとんどなく、

前足部の動きがメインになっています。

可動域は参考として,,,

・内転 → 20度

・外転 → 10度

可動域を「参考として」と表現したのには理由があります。

足部構造による可動域の違い

(図4 足部構造による可動域の違い)

図4は足部の構造により、足首の動きの違いについて表しています。

図の右側の矢印の長さが可動域の度合いを表しています。

図4ーAは『ハイアーチ構造』の方の可動域を表しています。

 踵骨の内外反の動きは小さいのですが、

 内外転の動きが大きいのが特徴です。

図4ーBは『扁平足』の方の可動域を表しています

 踵骨の内外反の動きは大きいのですが、

 内外転の動きが小さいのが特徴です。

図4ーCは標準です。

 参考の可動域に近い動きをします。

※絶対ではなく、そういう傾向にあるということです。

他にも、

・回内外

・内返し-外返し

という用語があります。

こちらは足首だけではなく、

後足部や足部全体に対しての用語です。

三平面が合体した動きなのです。

ちょっと説明が必要になるので、

また別の機会にしますね。

足首の動きの確認でしたー。

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